森見登美彦『四畳半神話体系』読了。
確かにエンドレスエイトっぽい。並行世界の話。
「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々を規定するのは、我々が持つ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である。」これは至言。
自分もまさにこの主人公の様に、自分の可能性を信じて理想を描き、現実とのギャップに悩んだ学生時代を送ってきた。
もっと早くにこの本が出ていたら、もしかしたら別の可能性があったかもなんて、やっぱり思わない。