村上春樹『ノルウェイの森』読了。 今更ながら読んでみた。読んだのが今で良かったと思った。 学生時代だったらきっと理解できなかったと思う。

森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』読了。 安定の腐れ大学生物。サマータイムマシンブルースも大好きなので非常に楽しめた。 ホセ役が城之内だったのはやや意外に思った。

村田沙耶香『コンビニ人間』 相沢沙呼『小説の神様』

岸田るり子『無垢と罪』読了。 展開に引き込まれ、一気に読んでしまった。最後の手紙が強烈だった。

伊坂幸太郎『サブマリン』

有川浩『レインツリーの国』 東野圭吾『人魚の眠る家』

伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』 こだま『夫のちんぽが入らない』 百舌涼一『中退サークル』 大崎善生『聖の青春』（再読） H.G.ウェルズ『宇宙戦争』

西加奈子『きいろいゾウ』読了。 愛についての多面的な話。 最初はツマのとろさと世界観が謎で読んでいてつらかったが、最後は、まあこういう小説もあるか、ということで納得した感じ。

朝井リョウ『何者』読了。 語り手である主人公が突如自分に向けられて語られる展開に驚き。 SNSや複垢についてなど、さすがに内容が現代。

宮部みゆき『楽園』読了。 楽園というタイトルに似つかわしくない内容だったが、読みやすかった。

稲盛和夫『アメーバ経営』読了。

伊坂幸太郎『残り全部バケーション』読了。 終盤の繋がっていく感じは良かった。が、あんまり印象に残らなかった。

大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン』読了。 3部作のいずれもボリュームはあるが、すっきり読めた。 終盤の展開のスピード感が素晴らしかった。 将来子供に読ませたくなった作品。

伊坂幸太郎『ガソリン生活』読了。 久しぶりに小説を読んだこともあり、楽しく読めた。 悪役の悪役らしさに2010年代感を感じた。

さくらももこ『まる子だった』『おんぶにだっこ』読了。 中学生の頃にこの種類の作品を読んだことを思い出して懐かしい気持ちになった。 一つ一つのエッセイが短く、とても読みやすかった。

東野圭吾『浪花少年探偵団』読了。 テンポが良く読みやすかった。 トリックには少し時代を感じたが、時代のギャップはそれほど感じなかった。

有川浩『阪急電車』読了。 軽い内容で読みやすかった。阪急電車に乗ったことがある人なら情景が目に浮かぶんだろうなと思った。

金原ひとみ『蛇にピアス』読了。 情景がありありと浮かぶ内容で、ゾクゾクして読めた。 終わり方が謎だった。

綿矢りさ『インストール』読了。 ネット黎明期の話で、発売当初読んだらまた違った感覚を持ったのだろうなと思う。 確かに高校生が描いた世界にしては良かった。

伊坂幸太郎『死神の浮力』読了。 行動の動機が不自然さはあるものの、一息に読めた。 最近の氏の作品の割に、終盤は溜飲が下がる展開だった。

東野圭吾『禁断の魔術』読了。 内容は安定していて読みやすかった。最後の話は特に読みごたえがあった。

喜多喜久『ラブリプレイ』読了。 タイムスリップもの。出だしはかなり突飛なものの、読みやすかった。

喜多喜久『恋する創薬研究室』読了。 研究・研究室の雰囲気が楽しめたのは良かった。 終盤のごちゃごちゃに頭がついて行けず、よく理解できないまま終わった。

伊坂幸太郎『PK』読了。 3部作がそれぞれ終盤にクロスする、伊坂氏らしい作品。 一気に読んだが、所々の繋がりがあやふやなので、いずれ読み直したい。

三浦しをん『まほろ駅前 多田便利軒』読了。 二人の俳優の姿がありありと想像できた。 展開は少しご都合主義的な感じがした。

伊坂幸太郎『バイバイ、ブラックバード』読了。 不自然なボーイミーツガール、個性的なキャラクター、謎が結局謎のまま終わるという 最近の伊坂的な感じ。昔のような伏線回収的な話はもう書かないのかなあ。

森見登美彦『聖なる怠け者の冒険』読了。 序盤は順調にストーリーが進み、終盤はファンタジー的要素が強かった。 終盤のバタバタ感は作者の切羽詰まった感が強い。 なんとなく大団円で次回への布石も打ったところで終了。 内容は宵山と狸の世界観だけど、な…

山中伸弥 著／緑慎也『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』読了。 山中先生の研究に対する思い、研究の着想から大切に思っていることまで、 非常に丁寧で読みやすい内容に書かれていた。 修士の頃の研究を頑張っていた自分を思い出し、今の仕…

小川糸『つるかめ助産院』読了。 島の日常の描写が細かく長く描かれていて、楽しい雰囲気が伝わってきた。 終盤の展開はちょっとご都合主義的な感じがした。

小川洋子『博士の愛した数式』読了。 数学・数式にここまで感情を与えられるとは。 女性作家らしい、暖かみのある話だった。